働き方改革取り組み事例一覧

近藤商事土木 株式会社

健康経営を実践。日ごろから健康を意識する職場づくり

トップの方針・職場風土

トップの方針・職場風土

健康が第一と考え、従業員の健康増進に積極的に関与

 令和元年度「協会けんぽ健康宣言優良事業所」銀賞受賞と、「健康経営優良法人2019・2020(経産省)」の認定を受けている近藤商事土木。健康診断の結果をもとに、経営陣が従業員に対し面談を行ったり、健康経営アドバイザーによる研修を実施したりしています。また、病気休業からの復職時には、通常の勤務に慣れるまでの間、短日や短時間の勤務体制で復職を支援。
 さらに、コロナ禍でも安心して働くことができるよう、マスクや消毒液の配布や検温器の導入のほか、首に下げる空間除菌アイテムの配布も行っています。
 「健康診断は、受けてもそのままという従業員も多かったのが現状です。全ての従業員が『所見なし』というわけにもいきません。まずは一人ひとりと話す機会を設けて、健康について一緒に考えようと面談をスタートしました。従業員のためにできることを考え、食事について勉強し、食生活の見直しなどを中心に提案しています。その結果、健康診断の結果を踏まえ、面談を待たずして再検査を受けてくれる従業員が増え、健康に関する意識も高まったためか、風邪をひく従業員が少なくなりました。」

健康増進を図る従業員を表彰し、さらに意識を向上

 健康についてより意識を高めてもらおうと、社内表彰「健康賞」を創設。まず、従業員が自分自身の健康の保持・増進について1年間の目標を立て、用紙に記入し写真を撮り記録します。その目標に対し、努力や成果などを経営陣と健康経営エキスパートアドバイザーが総合的に評価し、「健康賞」を決定。受賞した従業員の努力や成果とともに、表彰式の様子などの写真を職場に掲示し共有しています。昨年度、表彰を受けたのは通院せずに禁煙を成功させた従業員。自身で強い意思を持ち、努力した結果が評価されました。

健康増進を図る従業員を表彰し、さらに意識を向上 社内表彰「健康賞」

禁煙を希望する従業員を支援

 禁煙は、歯周病や認知症の予防につながることから、全社的に推進。「私は15年ほど前に禁煙に成功しました。きっかけは祖父が85歳にときに『長生きしたいから』と禁煙をしたことです。大好きだったたばこを、健康のためにスパッとやめる祖父の姿を見て、自分も『やめよう』と思ったんです。その祖父は100歳になる今でも元気に過ごしています。」と、経営者が自身の経験を従業員に発信しています。禁煙を達成した従業員には、禁煙外来の通院費や薬代を事業所が全額補助しています。

禁煙を希望する従業員を支援 代表取締役社長 近藤 正臣さん

第8回(令和2年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

近藤商事土木 株式会社

主な事業 建設業
所 在 地 豊田市四郷町天道92-1
T E L 0565-45-0661
H  P http://www.konsyo.jp