働き方改革取り組み事例一覧
10周年特別版 過去受賞企業取り組み事例
平成20年のリーマンショック時、「これから会社が生き残るために何をすればいいのか」を考え出したことが、働き方改革の取り組みを始めたきっかけです。
その過程の中で、「従業員が幸せに働けないと会社は良くならない」ということに気づき、会社方針のトップに「従業員の幸福」を掲げ、令和7年までに幸福度80%超えを目指しています。
従業員の幸福度や働きがいが向上するために令和元年に『しあわせ推進室(令和4年度から制度企画室)』を発足し、全役員・本部長・労働組合がどういった取り組みや仕組みが必要かを話し合い、活動につなげています。柴崎部長は、「人生の2/3を会社で過ごすことになると思いますが、定年退職時に『この会社で働いてよかったな』と思ってもらえる会社にしたい、ということから『働きがい』に着目するようになりました。」と想いを語ってくださいました。
しあわせ推進室のメンバーである池田さんは「今年度、全従業員を対象に実施する意識調査の結果から、コミュニケーションの部分で課題感を持ちました。
そのことから、従業員全員に直接情報が行き渡るように、社内用のLINEグループの作成を進める等、工夫をしています。」と話します。
現在、「あなたがいてくれたおかげで会社が成り立っている」ということを感じてもらうために、それを従業員へ直接伝えようと呼びかけを行っており、今後、さらに従業員が働きやすさと働きがいを実感できるようにするのが目標です。
人事本部 人事総務部 部長 柴崎康昭さん
◆人事本部 人事総務部 制度企画室 池田 彩夏 さん
テレワークが作り出す家庭の時間
短時間勤務と在宅勤務を併用して働いています。仕事を済ませてから子どものお迎えの時間まで、隙間時間に家事などを済ませられるため、時間を有効活用できるのも嬉しいです。チャットで仕事の始業終業を連絡し、仕事と生活のオンオフを切り替えています。
◆調達本部 調達部 部品調達室 調達グループ 浦 直志 さん
男性の育児休業取得者と体験談を共有し、仕事や復帰後の不安を払拭
育児休業の取得が決まり、社内で初めて男性で制度を利用した人に取得の経緯や育児の経験談を聞かせてもらう場を人事部の方に設けてもらいました。事前に話を聞かせてもらったことで育児休業取得で仕事を抜けることへの不安はありませんでした。
◆生産本部 本社工場 組立1課 南 薫也乃 さん
多様な勤務制度を活用し、柔軟な働き方を実現
当社の短時間勤務は所定労働時間と始業時間が自由に選択できるため、自身のライフスタイルに合わせた働き方ができます。子どもの体調に合わせて、その日だけの時間変更も柔軟に対応してもらえるのもありがたいです。
◆生産本部 本社工場 組立1課 服部 有紀 さん
仕事と育児の両立が当たり前にできる職場環境
育児休業から復帰して働き続けられるのは、子どもが熱を出したとき等、突発的な事情で休みたいと言っても嫌な顔一つせずに「それはしょうがないね」と言って休ませてくれる環境であることと、「子どものこともなんでも相談して」と言ってくれる管理職がいるからだと思います。
第10回(令和4年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 自動車部品製造 |
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所 在 地 | 豊田市細谷町4-50 |
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H P | https://www.tcd.co.jp/ |