株式会社 SMIRING

　パート勤務者が多い介護施設で、業務の申し送りや連絡事項など、情報の共有化が長年の課題だった同社。2017年に全スタッフにタブレット端末を支給し、これまでのノートへの記入から移行。「掲示板に貼っていた伝達事項も、PCなら全員がタイムリーに確認することができ、伝達漏れも確認作業の無駄な時間も減りました」と中根社長。スタッフ自身の都合の良い時間に打ち込むことも可能なため、時間の有効活用にも繋がっているとか。

「端末導入から3年目になり便利だとスタッフに好評です。」代表取締役・生活相談員　中根成寿さん

　「60代のスタッフは、最初は端末の利用に抵抗があったようですが、若い人が使い方を教えることで交流も生まれ、今では全員が活用しています。また、現場で忙しくてお礼の気持ちを言えなかったときも、端末を介して伝えられることもあり、コミュニケーションツールとして、プラスαの利点も生まれました」。導入して1年。さらなる活用方法を全員で模索しているそうです。