働き方改革取り組み事例一覧

株式会社 PROTECA

終わりがわからない介護の問題は、 休業年数の規定を軸に運用方法は臨機応変に。

両立支援

両立支援

先に介護休業の制度を定め、
利用できることを告知。

 会社を辞めざるを得ない理由をなくすことが、働きやすい環境に繋がるという基本的な考えのもと、産休や育児休業制度に加え、介護休業制度にも前向きに取り組む同社。「介護休暇申請の実績はありませんが、制度があるだけでなく、どう実態に即した運用をするかが大事だと思っています」と社長の諸井さん。介護休業に関しては、平均介護年数が4.8年というデータに基づき、同社では5年間の休職を制度として規定。これも原則5年としているだけで、事情によって、柔軟に対応する予定だと諸井さんは語ります。

先に介護休業の制度を定め、<br />
利用できることを告知。 子どもたちの好奇心を育む体験学習

フレキシブルな制度運用で、
個別対応の働き方を提案。

 「子育てと違い、介護は終わりが見えません。規定の介護休業日数を使い切ってしまった場合や、介護が5年以上に及んだ場合などいずれも、本人と相談し、希望に合った働き方を一緒に考え、運用していきたいと思っています。いったん退職した後の復職ももちろん認めています」。重要なことは、会社としっかりコミュニケーションを取ること。介護のためにせっかくのキャリアを終わらせることはお互いにデメリットでしかありません。可能な限り個人の事情に寄り添う制度運用を目指していきたいと諸井さんは話してくれました。

第6回(平成30年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

株式会社 PROTECA

主な事業 保育事業
所 在 地 豊田市下林町2-7
T E L 0565-47-9333
H  P https://miyuki.proteca.co.jp/