働き方改革取り組み事例一覧
両立支援
(株)豊田ほっとかんでは、企業主導型保育事業として「どんぐり保育室」を開設・運営しています。子育て世代の30代の女性に、子どもを預けるところがなく働くことができない人が多いと気づき、幅広い年代の人に働いてほしいという思いから保育室の設置を決定。2018年に開設すると、予想以上の反響がありました。2018年から2019年にかけて、新たに育児中の女性を複数採用したほか、当初1年間を予定した育児休業を半年に短縮して復帰した従業員もいて、保育室の設置が従業員の採用や早期復職にも成果を挙げています。子育て中だから働くことができないのではなく、子育て中でもしっかり働くことができる、そう意識を変えることができたと実感しています。
ホーム管理室 主任 横江由季さん
保育室に下のお子さんを預け、育児短時間勤務で働いている横江さん。「水〜金曜は9〜18時、それ以外は9〜16時という勤務シフトに合わせて預かってもらえるうえ、子どもが体調不良でもすぐに様子を見にいけます」と、便利さや安心感を実感しています。 保育室を委託ではなく自社運営としたのは、同じ会社で働く仲間として関わりたいと思ったから。お互いの業務に理解がある仲間だからこそきめ細かな配慮ができ、業務では関わりのなかった部署の従業員とも接点ができるなど交流の輪も広がり、自社運営は正解だったと考えています。
横江さんは、3歳までとしている育児短時間勤務制度を延長して利用中です。「上の子どもの学童保育のお迎えなどフルタイムでは難しく、上司に相談したところ柔軟に対応していただいています。同じ職場で働き続けられること、身近で見守ってくれる仲間がいることがありがたい」と横江さん。保育施設が、復職や柔軟な働き方をサポートしています。
第7回(令和元年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 介護事業 |
---|---|
所 在 地 | 豊田市本新町7-48-6 |
T E L | 0565-36-3000 |
H P | https://www.toyota-hotkan.jp/ |