働き方改革取り組み事例一覧
推進体制
2014年から働き方改革に取り組み始めた(株)協豊製作所。当時は会議が長く業務が停滞していました。そこで、会議時間を削減し部署内の業務をスムーズにするために、フレックス勤務や短時間勤務の従業員も含めて、全員で顔を合わせられるよう昼礼として30分間の「報連相タイム」を設けました。人事室の報連相タイムでは、まず室長が午前中に開催した部会での進展情報を共有するところから始まります。次にお互いの業務内容の進捗を報告し合い、退社予定時間を伝えます。「お互いの業務内容を知り、誰が何時に退社するかスケジューリングすることで、情報共有や業務の負荷をシェアして一定を保つことができます。なによりも全員が顔を見合わせながら話すことでコミュニケーションが取れ、部署内の雰囲気も良く業務も円滑になりました」と古川さんは笑顔で語ります。
経営管理部 人事室 室長 古川豊明さん
昼礼では、週1回金曜日をスキルアップを目指して学ぶ時間と定め「イキイキ勉強会」を行なっています。人事室では法律と英語をそれぞれの担当者に学んでいます。「今までは、法律関係や英語はこの人が担当だからと分担されていた内容も、イキイキ勉強会を通じて少しずつでも学び、理解し、みんながスキルアップしていくことで自分の能力を超えて働く意欲を養っています」と古川さん。他にも、仕事だけでなくプライベートの内容も含めた1分間スピーチを行い、職場のコミュニケーションの向上や人前で簡潔に話すことを学んだり、メキシコの工場とのやり取りのためにスペイン語を学ぶ部署など、多彩な勉強会が行われています。「ひとりひとりのスキルアップが会社全体のベースアップにつながり、イキイキと働くことが長く働き続ける意欲になればいいと思います」。
30分間の昼礼「報連相タイム」
第7回(令和元年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 自動車部品製造業 |
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所 在 地 | 豊田市トヨタ町6 |
T E L | 0565-28-1881 |
H P | https://www.kyoho-ss.co.jp/ |