働き方改革取り組み事例一覧
人材育成・評価
「OMOME」。「おもてなし」と「メモ」を合わせた遊都オリジナルの取り組みは、毎日自分が行った「おもてなし」をカードに記入し、終礼時に共有します。さらに、その中から優れた「おもてなし」を月1回全社で共有し、年1回全従業員の投票により「OMOME OF THE YEAR」が選出されます。
こうした優れた行動をしている従業員にスポットを当てるため、通常の人事評価とは別に「HAPPY STAR制度」を運用。毎月集められた「OMOME」の中から従業員による投票を行い、獲得ポイントに応じて表彰やセレモニーが行われ、名札と一緒に胸元に付ける★型のバッジが付与されます。最高6つまで付与されるバッジの数は、評価された従業員だけでなく、バッジを目指す従業員の大きなモチベーションになり、さらなる「おもてなし」を生んでいます。現在、キャスト(アルバイト)を中心に約20人がバッジを6つ獲得し、おもてなしのスペシャリスト「おもてなしマスター」として活躍しています。
「『星を目指したい』『セレモニーに参加したい』など、目標を持つ従業員が増えました。最初はどのような行動がおもてなしなのか分からなかったり、お客様への声かけに躊躇してしまう従業員もいます。おもてなしには正解はないので、思い切って声をかけてみる、やってみるということを伝えています。」
HAPPY STAR制度
役職者や正社員が担ってきた売上の集計や閉店作業。「これは正社員しかできない仕事なのか?」という疑問を抱き、業務負荷軽減を目的として平成27年からサブリーダーのポストを創設。契約社員や女性を多くが占めるキャスト(アルバイト)も役職に就けるようにしたことで、ポジションアップを目指す意欲的な人材も増えました。これまでに約30人をサブリーダーへ登用。役職者の残業時間が削減し、一人あたりの業務負担も大幅に軽減しました。
また、令和元年には店舗の若手人材を育成するトレーナー職も創設し、登用を開始。店舗ごとの採用面接なども任せています。「この業界だと、店舗の管理・運営を任される役職についたらゴールという風潮があります。しかし、私たちが目指すのは、一つの店舗だけでなく会社全体に影響を与えられる人材の育成です。そのようなポジションを作るなど、一人ひとりが活躍することができる場や機会を増やしていきたいと考えています。」
こうしたキャリア形成の仕組みや評価制度により、従業員の定着率が大幅に向上しています。
人事部 次長 都筑 康史 さん(右) トレーナー 高嶋 さゆり さん(左)
第8回(令和2年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 遊技場 |
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所 在 地 | 豊田市喜多町1-77 |
T E L | 0565-34-0007 |
H P | https://yout.co.jp/ |