働き方改革取り組み事例一覧

株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング

ワーク・ライフ・バランスで笑顔を創るために 「会社の持続的発展」と「みんなの笑顔の創出」に向け労使が共に推進

トップの方針・職場風土

トップの方針・職場風土

業務の効率化と人間力向上、
付加価値の高い業務へのシフトに注力

 企業として目指すべき姿を表した「VISION 2020」。2016年4月に策定され、「お客様の期待を超える会社」になるためにという思いを念頭に、デジタルエンジニアリングの革新と、従業員や取引先など関わるすべての人々の笑顔を創ることを理念として掲げました。笑顔を創るためには、効率化により生産性を向上し、時間や資金などのリソースを捻出し、残業低減や人材育成、家族と過ごす時間などに使おうというのが、活動の主な道すじです。まずは業務の効率化を図るため、会議時間短縮や残業時間低減、年休取得の推進に取り組みました。そして自己研鑽をサポートする仕組み「T-ストレッチ(研修助成金制度)」も制定。資格取得、知識・知見習得はもちろん、目標に向かって努力するという人間力向上もサポート。小集団で活動することで、チームワークやコミュニケーションの向上も意図しています。

業務の効率化と人間力向上、<br />
付加価値の高い業務へのシフトに注力 コーポレート総括部 人事室 室長 谷川直之さん

多様な選択肢から選べる働き方を
満足度の向上も課題

 「工場での生産ラインの立ち上げなど、作業服を着てヘルメットをかぶって…という従来のスタイルでは男性メインの職場というイメージもあるかと思いますが、ARやVRなどの新しいツールを使うことで仕事のやり方を変えられると思います。デジタルで行う業務も多く女性が活躍できる素地もありますし、テレワークなどの多様な働き方も含め、ダイバーシティ推進もできると考えています」と語るのは谷川さん。「今後のステップとしては、従業員一人ひとり、業務内容、ライフステージに応じて、より多様な選択肢の中から働き方を選べるようにしていきたいと考えています。働き方改革の根幹にあるのは、みんなの笑顔を創るということ。従業員一人ひとりが充実した人生を過ごしていけるよう、これからも取り組んでいきます」。

多様な選択肢から選べる働き方を<br />
満足度の向上も課題

第7回(令和元年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング

主な事業 自動車関連生産準備、設備開発設計、品質データ管理
所 在 地 豊田市元町1 トヨタ自動車(株)元町工場 生技事務2号館
T E L
H  P https://www.tpec.co.jp/