働き方改革取り組み事例一覧
ワーク•ライフ•バランス/休暇の取得促進•残業の削減
残業が常態とならないようにするために、豊田物流センターの管理部門においてまずは残業の可視化に取り組んだという愛知陸運(株)。従業員個々の残業時間をホワイトボードに週単位で書き込んでいくことで時間を管理し、誰が何時間残業しているのかを一目瞭然にしました。「もともと同僚の残業時間を知らずに業務に当たっていましたが、可視化を行ってからは、残業時間が長い従業員の業務を割り振るようになりました。みんなでフォローし合えば時間も有効に使え、職場全体の結束力も上がっています」と岡本さん。個々が抱える仕事量を分散させることで、必然的に他業務もこなせるようになり、多能工化が進んでいます。今後もより一層の残業削減と職場全体の協力体制に前向きに取り組んでいくそうです。
豊田物流センター センター長 岡本誠至さん
事務員だけでなく、ドライバーの労働時間と環境の整備も進めました。ドライバーの突発的な欠員に備えて、必要な人員の1割にあたる人数をリリーフ要員として常に確保することを目指して大幅増員を計画し、2019年度は約200人のドライバーを採用。人員を増強することで個々の残業時間の削減を達成し、有給休暇の取得日数も増えました。また、「安全管理と労働時間の管理のために、車外だけでなく車内撮影用のドライブレコーダーの設置や、予め適正な輸送時間を設定し、実際の労働時間を1分単位で管理しています」と宮崎さん。こうした取組が従業員のみならず取引先との信頼関係を築く上でも寄与しています。
豊田物流センター 宮崎恵梨香さん
第7回(令和元年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 自動車部品輸送 |
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所 在 地 | 豊田市前林町住吉32 |
T E L | 0565-55-1300 |
H P | https://www.airiku.co.jp/ |