働き方改革取り組み事例一覧
推進体制
社員への積極的な健康増進の働きかけとして、2006年4月に小島健康保険組合が設立した企業内診療所が「こじま健康管理センター」。小島グループの社員・家族を対象に生活習慣改善などの健康相談、運動療法、心理療法などを行っています。1Fには診察室や検査室を備え、特に力を入れているのが、日本抗加齢医学会の認定医療施設として実施している「抗加齢ドック」。筋肉・血管・神経・ホルモン・胃の健康年齢を測定し、実年齢に対して老化の進み具合を診るもので、病的な老化の予防や早期発見・早期治療で健康寿命を目指しています。男性は30歳から5年ごとに、女性は25歳から5年ごとに受診、対象者にはメールで案内が送られるなど、確実に受診してもらえるような仕組みが整えられています。
こじま健康管理センター 事務長 野村孝道さん
2Fには各種機器が設置された運動室があり、トレーニングや運動教室に利用されています。運動教室のプログラムは、曜日別にヨガ・エアロビクス・太極拳の3種目。いずれも1コマは45分ほどで、「勤務後に運動しても、終わるのは19時頃。気軽に参加できますし、健康保険料で運営しているので自己負担もありません。運動が苦手だと思う方や40~50代の働き盛りの方にこそ利用してほしいです」と野村さん。 3Fには卓球やウォーキングコースなどのレクリエーション設備もあり、楽しく身体を動かしながら、運動不足・ストレス解消に役立てることもできます。平日の日中は、小島グループのOB・OGも、土日は社員の家族も一緒に利用可能としています。気軽に負担なく運動を習慣化してもらうことは、健康増進だけでなく医療費削減にも大きく寄与しています。
健康年齢を測定して、健康長寿を目指す抗加齢ドックの様子
第7回(令和元年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 自動車部品製造業 |
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所 在 地 | 豊田市下市場町3-30 |
T E L | 0565-34-6868 |
H P | https://www.kojima-tns.co.jp/ |