働き方改革取り組み事例一覧
両立支援
共和産業が大切にしている方針に「健康経営」というものがあります。従業員が健康でイキイキと働けることが、企業経営の土台になる、という考え方です。
それを象徴するのが、病気を抱えたある従業員への対応でした。その従業員の方は、病気治療のために1ヶ月ほどの休みが必要になり、有休だけでは足りないため、休職を検討したそうです。それを受けて、共和産業では、緊急性も考慮してすぐに制度を再考。それまで回数制限を設けていた半日有休でしたが、より柔軟に利用できるように変更しました。結果、その従業員は、半日の有休を利用しながら仕事を続けることができました。現在は治療を無事に終え、以前のように働くことができています。
共和産業株式会社 人事総務部 部長 鈴木 賀也さん
共和産業の従業員への向き合い方が表れているように感じられたのが、「働き続けたいけど辞めなければならない、というのをなくしたい」というお話でした。だからこそ、従業員やその家族の健康を第一に考え、必要が生じれば制度も柔軟に変えていきます。現在も、「いつ誰が休むことになっても誰かがフォローできる」環境を目指して体制づくりを進めているそうです。
そして、そうした体制の基盤となるのは、同僚や上司に自分のことを相談しやすい職場の雰囲気。病気治療との両立で働いていた方も、そんな会社の雰囲気と柔軟な考え方があるから、将来にわたって安心して働けると語ってくださいました。
共和産業株式会社 人事総務部 総務広報グループ 加藤 有穂さん
第5回(平成29年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 製造業 |
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