働き方改革取り組み事例一覧
ワーク•ライフ•バランス/休暇の取得促進•残業の削減
平成30年度から、付与から2年を経過すると消滅してしまう有給休暇をゼロにする取り組みに力を入れているトヨタ自動車健康保険組合。有給休暇が付与される毎年1月に個人ごとに取得計画を立て、各グループ内で取得予定と取得状況を見える化したり、業務の都合を考慮して早くから計画し、周囲と共有することで有給休暇を取得しやすくしています。
特に、祝日など取得希望の多い日には、従業員同士で調整して取得しています。また、お客様の都合もあり特に取得しづらい老人保健施設の職場においては、より取得しやすい環境づくりが必要と考え、人員補充や日々の人員配置を調整したり、従業員のコミュニケーションを大切にしています。
このような取り組みにより、事業所全体の有給休暇取得率は82%(平成29年度)→87%(令和元年度)となりました。
また、以前から取り組んでいるノー残業デーは、当初は水曜日に実施していましたが、これまでの曜日ごとの残業時間の傾向や従業員の意向を踏まえ、金曜日に変更しました。その結果、残業の削減に成功し、ワーク・ライフ・バランスの推進にも寄与。1人当たりの月平均の残業時間は15時間(平成29年度)→ 10時間(令和元年度)となりました。
トヨタ自動車健康保険組合が組合員に提供する施設・スポーツクラブの利用料割引や各種サービスを、福利厚生の一環として従業員も活用し、ワーク・ライフ・バランスを推進しています。 また、野球チームや駅伝チームなど、従業員が趣味で集まる場所も用意しています。「しっかり休みリフレッシュすることで心身の健康が保たれ、それが良い仕事につながる」と考えています。
総務室 企画グループ長 平尾 昌隆さん
第8回(令和2年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 健康保険事業 |
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所 在 地 | 豊田市丸山町6-22 |
T E L | 0565-28-0087 |
H P | https://www.toyotakenpo.jp |