働き方改革取り組み事例一覧
トップの方針・職場風土
トヨタ自動車健康保険組合では、従業員の意見を吸い上げながら、安心して気持ちよく働くことができる職場を目指し、平成23年度から年1回「モラールサーベイ」を実施しています。さまざまな角度からの約120の設問により、経年的な変化を把握し、人材育成や福利厚生などの充実・改善に役立てたり、従業員自身の意識向上を図ったりしています。
これまでは、調査結果を主任職以上の従業員のみに対しフィードバックを行っていましたが、令和2年度から全ての従業員に対して情報を発信。調査の目的や結果など、事業所の取り組みを見える化することで、従業員の帰属意識やモチベーションの向上につながっています。
今後も、モラールサーベイを通して従業員の意見やニーズを的確に把握し、職場環境の整備に反映させることで、より働きやすく働きがいのある職場にしていきたいと考えています。
総務室の方針に「働き方改革」を盛り込み、有給休暇を取得しやすい職場づくりや残業時間の削減、ヘルスケアエリアの設置などの取り組みを行っています。
例えば、有給休暇については、取得せずに消滅してしまうことの無いよう全従業員の取得状況を見える化するとともに役職者が率先して取得。
このほかにも時間にメリハリをつけ、集中力を高められるようBGMや終業を促すチャイムを導入したり、1か月当たりの残業時間累積が一定の水準を超えた際に勤怠システム上にアラートを表示するなど、従業員の意識と行動変化に結びつくようなさまざまな工夫をしています。
このように、残業時間を意識する仕組みに加え、役職者が率先して行動することで、職場全体に働きやすい職場づくりの意識と取り組みが浸透し、風土として根付いてきています。
総務室 企画グループ長 平尾 昌隆さん
第8回(令和2年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | 健康保険事業 |
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所 在 地 | 豊田市丸山町6-22 |
T E L | 0565-28-0087 |
H P | https://www.toyotakenpo.jp |