働き方改革取り組み事例一覧

トヨタケ工業株式会社

地域や自社の課題を克服するための経営者の強い想いと行動 OPEN INABUを通して

トップの方針・職場風土

トップの方針・職場風土

OPEN INABUを通して
地区外の人にも地元の魅力を発信

 稲武で開催するマウンテンバイクのイベント等を通して地域の魅力を発信する「OPEN INABU」。移住者を募って地元で働いてもらいたいという想いから平成27年に始まった取り組みです。
「OPEN INABUの活動を通して地元に縁のなかった人や、若い人材が移住して働きに来てくれるようになりました。入社してくれる人が増えてきたことは従業員にとって目に見える取り組みの成果となっています。また、若手の人材が入ってくるようになって会社全体が若返ってきています。地元を出ていく人が多かった中で移住して働きに来てくれる人が増えたことは地元だけでなく会社にとってもよかったと思います。」と横田社長は話します。

OPEN INABUを通して<br />
地区外の人にも地元の魅力を発信 代表取締役社長 横田 幸史郎さん

工業用ミシンのIoT化に取り組み、
従業員の苦労と努力を見える化。

 令和元年から工業用ミシンのIoT化に取り組み、一人ひとりの努力や工夫の成果など仕事を見える化し、従業員の負担や不平等感を解消しつつ、生産性の向上とやりがいの創出を目指しています。
 「ミシンの仕事は個人によって仕事のペースが違い、得意不得意なところもあります。そこは、外から見ているとなかなかわからないのですが、IoT化により数値化することで、傾向値が取れるようになりました。数値で確認することができるようになると、従業員の苦労がわかるようになり、その原因や課題を改善させるために向かう糸口を探すことができるようになると思います。みんながレベルアップしてもらうためのツールにしていきたいです。」

第9回(令和3年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

トヨタケ工業株式会社

主な事業 自動車シートカバーの裁断、縫製
所 在 地 豊田市桑原町中山形28
T E L 0565-82-2501
H  P https://www.toyotake-kogyo.co.jp