働き方改革取り組み事例一覧

スズヒロフォークリフト 株式会社

心身ともに健康で、長く働き続けてほしい

推進体制

推進体制

カイロプラクティックの施術で身体をケア

 「職場は整理整頓され、安全で清潔な環境で働いてもらいたい」という想いを持つスズヒロフォークリフト。工場や倉庫内での作業は、暑さや寒さなど、体に負担がかかることもしばしば。そのため、夏には熱中症対策としてスポーツ飲料を常備するほか、大型の扇風機も設置。また、令和3年度には、夏バテ予防のために食生活のアドバイスなども行う予定です。
 日々仕事に従事する中で、夕方になると「足が痛い」など、従業員の疲れや体の異変を訴える声を耳にすることもありました。その都度、病院などへの通院を促すも、なかなか自ら通院とまではいかず、自分の体を大切にするきっかけを作ろうと、カイロプラクティックの先生を招き、月1回従業員全員に1人あたり20分の施術をしてもらうことにしました。
 「もともと腰痛があり、寝返りも辛いくらいでした。カイロプラクティックの施術を受けるとその日のうちに効果があり、夜は寝返りが打てるようになるんです。勤務時間中に施術を受けられるので、良いリフレッシュにもなりますね。会社が従業員一人ひとりの体調を気遣ってくれるのが嬉しいです。」

カイロプラクティックの施術で身体をケア 秋山 倫裕さん

コミュニケーションの活性化による
働きやすい職場づくり

 2つの委員会活動を通し、部署や役職にかかわらず、意見を言い合える職場づくりを進めています。「重要だけど緊急じゃないこと」をテーマ選びの基準とし、これまでに「自分の体に興味を持って働いてもらうこと」などをテーマに活動をしてきました。部署や立場を越えて参加することで、従業員同士のコミュニケーションが活発になり、仕事とは別に成長できる場となっています。
 令和2年度は「SDGs推進委員会」と「社風向上委員会」がそれぞれ活動。「SDGs推進委員会」は、災害時のフォークリフトの新しい活用方法を考案し、令和2年12月には市が実施する物流に関する防災訓練に参加。その有用性を発揮し、令和3年3月には市と災害時の物流に関する協定を締結する大きな成果を出しました。また、「社風向上委員会」では、クイズ形式で交通事故予測力をアップしたり、ビンゴ大会を開催しました。
 「健康的に働くためには、肉体だけでなく、精神も健康でなくてはなりません。コミュニケーションが活発で、居心地が良いことも、健康で働くために欠かせない要素だと考えています。」

コミュニケーションの活性化による<br />
働きやすい職場づくり 代表取締役 鈴木 宏延さん

第8回(令和2年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

スズヒロフォークリフト 株式会社

主な事業 サービス業
所 在 地 豊田市広久手町7-12
T E L 0565-32-6860
H  P https://www.suzuhiro.co.jp