働き方改革取り組み事例一覧
多様な働き方
コアタイム外であれば、出勤・退勤時間をずらせるフレックス制度。アイシン高丘エンジニアリングでも取り入れていますが、その大きな特徴は、「当日申請」を認めている点。原則としては事前申請を前提にしていますが、例えば、子どもの病気などで急な早退が必要になった場合、有休を使うことなく、フレックス制度を利用することができます。その日に早く退勤した分は、他の日の出勤・退勤時間をずらしたり、あるいはそれまでの残業時間分を充てることも可能です。
経営管理部長の神谷さんは、「自分の仕事をしっかりこなしていれば、時間にこだわる必要はない」という考え。本人の都合に合わせて利用できる制度は、使いやすい制度として定着しているそうです。
子育てをしながらアイシン高丘エンジニアリングで働く内山さん。急な子どもの事情で有休を取る必要がなく、時間単位で勤務時間をコントロールできるフレックス制度は、やはり育児と仕事の両立には大きな助けになっていると話してくださいました。従業員同士の信頼関係もあって気兼ねすることもなく、実際に100%要望通りフレックス制度を利用できているそうです。
経営管理部 部長 神谷 文雄さん
さらに、社長の奥岡さんが今後の展望を語ってくださいました。現在抱えているのは、現場が動いていない時間帯の仕事が中心となる保全関連部署の労働時間。必然的に土日休みや世間の長期休暇に休みづらく、家族との時間も取りにくくなります。しかし、アイシン高丘エンジニアリングではあえてこの部署で「働き方改革」の対策プロジェクトに挑戦中。残業時間を短縮し、まずは少なくとも土日のどちらかを休めるような体制を整えていこうとしています。
「勤務形態がこうだから」ということではなく、その中でできることを模索する姿勢が、よりよい職場を築く基礎になっています。
業務部 内山 治美さん
第5回(平成29年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | メンテナンス業、卸売業 |
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所 在 地 | 豊田市高丘新町天王1 |
T E L | 0565-54-1502 |
H P | http://at-e.at-takaoka.co.jp/ |