働き方改革取り組み事例一覧
推進体制
従業員自身の本音を取り入れるためにアイシン高丘エンジニアリングが行っているのは、社長と従業員との昼食会。部署ごとに4〜5人ずつ、社長と一緒にランチをとります。
もともと従業員の意見を大切にする意識はあり、従業員へのアンケートや懇親会で意見の吸い上げを行っていましたが、一人ずつ普段思っていることを聞くには限界がありました。
そこで上がってきたのが、ランチタイムというリラックスできる時間を利用して、経営者と従業員が直接会話をしたらどうか、という提案でした。良い提案は即実行。こうして、2017年の夏から、従業員が自分の言葉で本音や思いを直接経営者に伝える機会ができました。
アイシン高丘エンジニアリング 取締役社長 奥岡 雅博さん
取り組みを開始してから日も浅く、成果の検証はまだこれからですが、実感としては効果が表れていると、社長の奥岡さんや経営管理部長の神谷さんは話します。まず、従業員からは「ぜひ続けてほしい」との声が上がっています。特に若い従業員は、社長と話せたことそのものがモチベーションにつながっている様子が見られるそうです。
また社長ご自身にとっても、社内の人間関係や、それまで書類上で評価だけを見る機会しかなかった従業員の人間性を知るための貴重な場になっているとのこと。
そして、従業員から出た意見や案に対しては、スピード感を大切にしています。良いものはすぐに取り入れ、難しければきちんと事情を説明する。だからこそ、この制度に従業員の皆さんも意義を感じることができています。
第5回(平成29年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
主な事業 | メンテナンス業、卸売業 |
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所 在 地 | 豊田市高丘新町天王1 |
T E L | 0565-54-1502 |
H P | http://at-e.at-takaoka.co.jp |