働き方改革

　主に事務職の労働者を派遣するTBクリエイトスタッフは、令和2年度の会社方針の一つに「楽しく・正しく・元気のよい会社づくり」を掲げ、従業員のやる気を高めるとともに働き方改革を進めています。その一つは、フレックスタイム制について、既に導入している派遣先企業も多く、派遣スタッフについても適用を働きかけています。ある派遣スタッフからは「子どもを送りだしてから出勤すると、始業時間にギリギリ…」という声が上がり、派遣先企業の了解を得て、コアレスフレックスタイム制に移行しました。このほかにも、個々の事情を踏まえ、働く時間など派遣スタッフが希望する働き方をかなえるため、その都度、派遣先企業と調整を行っています。
　また、コロナ禍により、令和2年度は本社の管理部門で在宅勤務を導入。派遣スタッフについても派遣先企業と相談をして、月1回程度の在宅勤務を可能にしました。

　約7割が女性従業員。「育児との両立支援サポートマニュアル」を作成し、育児や介護と仕事の両立支援に関する社内制度や各種手続きの周知を図るとともに、男性の育児休業の取得も促進しています。
　育児休業から復職する派遣スタッフの多くは休業前と同じ職場を希望し、同様に派遣先の企業からも同じスタッフを希望する声が多く、短時間勤務や出退勤の時間変更など個別に調整を行っています。また、通勤時間などの制約により、勤務場所の変更を希望する従業員についても、就業場所を派遣先企業に限定せず本社の管理部門にするなど、丁寧に対応しています。
　男性従業員の育児休業の取得については、令和2年度に1人取得。引き続き、取得を後押しします。
　また、有給休暇の失効分を20日間まで積み立てできる傷病安心休暇により、病気治療にも対応しています。

事業室　ST　竹下 健児さん

　「定年退職後も働きたい」という定年退職をした人の声と、「若手の指導を出来るようなベテランの人材が欲しい」という企業の声に応えるために「プラチナ派遣」をスタート。令和2年度は前の職場を定年退職した17人のシニア人材が在籍しており、これまで培ってきた知識や技術を発揮しています。