働き方改革

　豊田鉄工（株）では令和3年度、障がい者が55人就業。長く働いてもらえるよう就業体験の機会を設け、本人の希望や適性を踏まえ仕事の内容や配属する部署を決定。また、通勤のことも考え、自動車の運転免許の有無により昼夜勤務のシフトも配慮しています。入社3年目の宇野さんは「障がいの有無にかかわらず、しっかり仕事や責任を与えてくれ、全く分け隔てがないです。家族や知人にも自信をもって会社を紹介できますし、一緒に働きたいと思える会社です。」

人事本部人事総務部部長 兼人事企画室 室長　柴崎康昭さん

　配偶者の転勤に帯同するために退職した従業員や、育児・介護などやむを得ない事情のほか、転職などを理由に退職した従業員が復職できる制度を整備。また、60歳定年後の再雇用では、職務に応じて役職や処遇を継続する「実質的定年延長制度」を導入。業務や働き方など本人の希望を踏まえ、モチベーションを維持・向上しながらこれまで培ってきたスキルを十分に発揮できる環境を整えています。

安全健康部 宇野浩美さん

　仕事以外でも、トヨテツボランティアクラブや防犯パトロール活動、豊田少年少女発明クラブやものづくり未来塾への講師派遣など、多くの従業員が幅広い分野で活躍しており、従業員のやりがいにもつながっています。そうしたTOYOTETSUのDNAを継承する人財を育成するのも同社の強みです。