働き方改革

　健康経営を推進し、生涯雇用を目指す豊田東海警備。健康経営と働き方改革を進める上で推進責任者と実施責任者を置き、従業員の健康増進に向けた取り組みを進めるとともに設備や環境を整備してきました。また、従業員の意識を高め、全社に浸透を図るために社内報を活用し、他社の事例なども発信。「健康経営優良法人2020（経産省）」の認定を受けました。
　また、60歳以上の新規雇用や65歳定年後の継続雇用を積極的に行っていますが、健康経営による職場づくりとともに働く日数や時間など、求職者や従業員が望む働き方に丁寧に応えることが働きやすさと安心感につながり、令和2年度の65歳以上の従業員は40人を越えています。

代表取締役社長　酒井 法丈さん

　これまでも障がい者の採用にあたっては本人の意欲を重要視。令和2年度には5人の障がい者が就業しており、意欲や適性を生かす業務への配置や、管理部門と現場のリーダーが連携して行う一人ひとりに合った指導・教育も、特別なことではないという風土が社内に根付いています。
　また、従業員のスキルアップにも力を入れており、特に業務に関する資格取得については、本人に意欲があれば取得費用等を含め取得するまで全面的にサポート。性別や年代にかかわらず、スキルアップの機会を生かすことができます。

　「警備業の現場で働く従業員の成果は形や数字で表せません。一方で、お客様からの感謝の言葉は、自分自身が多くの人や社会の役に立っていることを実感し、それが『やりがい』につながる仕事です。そこで、お客様からいただいたそうした声とともにその従業員を月1回発行する社内報・ホームページで紹介し、従業員とお客様と共有することで、本人だけでなく全ての従業員のモチベーションアップを図っています。」
　「今後は、『やりがい』と健康経営による働きやすい職場環境を社外に発信することで『警備は男性』というイメージを払拭し、警備業を目指す女性をもっと増やしていきたいです。」