働き方改革

ワークライフバランス/休暇の取得促進・残業の削減

ワークライフバランス/休暇の取得促進・残業の削減

業務の棚卸しや簡素化、人員配置の見直しが第一歩

豊田安全衛生マネジメント株式会社

業務負荷の偏りを解消

 令和元年度に、仕事の属人化による業務量の偏りを解消するために業務改善ツール「BPEC」の運用をスタート。ここから労働環境が大きく変化しました。
 業務負荷・スキル・要員配置などの偏りを分析するため、まずは従業員一人ひとりが担当業務の書き出しを実施。全体の業務を把握するだけでなく、一人ひとりの業務改善のきっかけとなりました。その後、結果を分析しながら適正な人員を再配置。新規採用による増員なども行いながら、必要な箇所に人材を充て、仕事をより効率的に行える体制を築きました。
 また、自社のHPをリニューアルし、令和3年1月から講習の受付をWeb申し込みに移行。これまで電話のみで行っていた受付業務をWeb化することで、業務負荷の軽減を図ります。

業務負荷の偏りを解消 総務部・健康推進部 部長 山田 かをり さん

残業時間の削減・有休休暇の取得を積極的に推進

 より働きやすい職場環境の実現に向け、毎月の経営戦略会議で個人ごとの残業時間・有給休暇取得実績の状況を確認し、個別にフォローする体制を作っています。また部署単位で毎月1回「ノー残業デー」を設け、全社的に残業時間の削減に取り組んでいます。その結果、令和元年度と令和2年度を比較すると残業時間は約30%減少し、有給休暇の取得率は84.5%→90%に上昇しました。
 そのほか、「子の看護休暇」「介護休暇」について、令和3年1月の改正法施行に準じ1時間単位で取得できるように改定。今後は有給休暇を1時間単位で取得できるようにしたいと考えています。

業務改善の評価が励みに

 「当社には、改善策を実行し、レポートにまとめて提出する『創意くふう制度』があります。ある時、前任から引き継いだ仕事で『こうすれば時間短縮やミス軽減になるのでは?』と思ったことがあったんです。限られた時間で働くパートだからこそ、効率的に仕事をしたいという気持ちもあり、上司に相談して改善に踏み切りました。提出したレポートには必ず役職者や上司からフィードバックがあるので、自分が行ったことを評価してもらえるのも嬉しいです。自分の声を伝えやすい制度があることも、働きがいの一つです。」

業務改善の評価が励みに 安全推進部 金田 千波さん

第8回(2020年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

豊田安全衛生マネジメント株式会社

業  種 安全衛生健康コンサルタント・教育
所 在 地 豊田市小坂本町1-5-10 矢作豊田ビル9F
T E L 0565-33-9930
H  P https://www.tshm.co.jp

お問い合わせは、豊田市産業部 産業労働課 人材支援担当まで!

tel. 0565-34-6774

〒471-8501 豊田市西町3-60