働き方改革

　ワーク・ライフ・バランスの推進は、「両立支援制度の拡充」と「働き方の見直し」の両面から全社的に取り組んでいます。
　育児や介護との両立支援制度は、取得可能な日数や取得要件を大幅に拡充。併せて、転居によりキャリアを途絶えさせることの無いよう家族の事情による転勤を可能にしたり、孫誕生休暇など、特徴的な制度を多数創設しています。
　制度の内容や利用の仕方はイントラネット上で「両立支援ハンドブック」により確認できるほか、分かりやすくまとめたリーフレットを作成し、豊田支社では朝のミーティングなどでも随時周知を図るなどの工夫もしています。

　「家のことを大切にしつつ、バランスを取って働いている私の姿を見て『一緒に働きたい』と入社してくれたり、働くことについて夫から理解が得られたりする仲間が増えました。仕事を長く続ける秘訣はスケジュール管理ですね。夫とスケジュールを調整したりPTAの役員を両立したり、営業職だからできたのだと思います。オフィス長に登用された時には不安もありましたが、家族みんなの後押しもあり、挑戦する決意をしました。一緒に働いている職員の理解と協力もあり、去年は孫誕生休暇の取得もできました。」このように子育てと生活を両立しながらオフィス長に就き、ロールモデルとなるたくさんの先輩が自身の経験を生かしながら職員をサポート。日々の会話の中で、心情や悩みを聞きながら、細かなフォローを欠かさないことも定着率の向上につながっています。

豊田東営業オフィス　オフィス長　牛島 美香さん

　従業員の9割以上を女性が占める中、キャリア形成やリーダー育成の制度や研修を充実させるとともに、「プロフェッショナルコース」と「マネジメントコース」の2種類から、従業員が自らキャリアを選択します。両立支援制度や周りのサポートもあり、令和2年度は豊田支社のオフィス14箇所中8箇所で「マネジメントコース」を選択した女性のオフィス長が活躍中。同社の中で全国的にも高い女性オフィス長登用実績を誇っています。今後も内勤職、営業職ともに活躍できる体制を構築していきたいと考えています。

豊田支社　生涯設計推進グループ　次長　細田 亜紀子さん