働き方改革

両立支援

両立支援

「子育てしながら働く」が当たり前にできる企業へ

社会福祉法人福寿園 豊田地区

こんな取り組みや工夫もしています

  • 時短勤務に柔軟に対応
  • 子どもの事情を汲んだシフト

従業員の子ども優先で考える
労働時間と出勤シフト

 福寿園では、時短勤務制度などの育児と仕事の両立をサポートする仕組みを、形式上なものにとどまらせるのではなく、当たり前の制度や考え方として根付かせることを意識して稼働させています。
 まず、福寿園の時短勤務制度は、自分の子育てや家庭の事情に合わせて、所定労働時間を上司と相談しながら決めていく方法を基本としています。また、幼稚園や学校の行事など、子どものことを優先させたい事情があるときは、それを考慮したシフトを組んでいるとのこと。従業員が子育てに専念できるように、仕事が子育ての妨げにならないように、という思いが職場全体に浸透しているようです。

従業員の子ども優先で考える<br />
労働時間と出勤シフト 福寿園 阪野 あさみさん

子育てと仕事の両立への理解が
これからの時代の職場には必要

 実際に福寿園で子育てと仕事を両立している阪野さんにお話をうかがいました。阪野さんは、時短勤務や施設内の託児所など、育児支援のための制度を利用して、子育てをしながら仕事も楽しめていると話します。また、子どもの急な発熱時なども周りのスタッフがフォローしてくれたり、どうしても急に早退せざるを得ないときも、上司の方から快く送り出してもらえるそう。そういう空気があるからこそ、安心して職場復帰でき、さらにはご家族の理解も得やすかったそうです。実際に、阪野さん以外にも育児休暇後も早めに職場復帰する方が多くいます。
 最後に、阪野さんに「子育てしながらの夫婦共働き」についての考えをうかがうと、「それが自然なことだと思っている」という答えが返ってきました。  これからの時代は、従業員が「自分の会社の制度は……」と考えるまでもなく、育児と仕事の両立という選択肢を、当たり前に持つことができる職場づくりがより求められるようになっていくことを感じさせられる事例です。

子育てと仕事の両立への理解が<br />
これからの時代の職場には必要 託児所もあり、子育てをしながら働きたい従業員のフォロー体勢を職場全体 で整えています。

第5回(2017年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

社会福祉法人福寿園 豊田地区

業  種 福祉・介護事業
所 在 地 豊田市本町本竜48(他3施設)
T E L 0565-51-0880(ひまわりの街)
H  P http://www.fukujuen.or.jp/

お問い合わせは、豊田市産業部 産業労働課 人材支援担当まで!

tel. 0565-34-6774

〒471-8501 豊田市西町3-60