働き方改革

　「お客様本位」の業務運営を徹底している碧海信用金庫。人材育成においても、職員それぞれが自分で考え行動できなくては、お客様のためにならないと考えています。コロナ禍においては、多くの職員が融資相談に奔走するなど、計画理念に掲げる「お客様本位」が体現されていました。自分たちで考え、積極的にチャレンジできる人材を増やしながら、より良い事業所づくりを進めています。

　転勤による人の入れ替わりが多い中で、やりがいを伸ばし活気あふれる組織を作るためには、コミュニケーションが欠かせないと考え、豊田地区では「職員声かけ運動」をスタート。職員同士が認め合い自然に助け合うことができるようになれば、業務の効率化や働き方改革へ寄与できると考えています。
　こうした考えの下で取り組みが浸透し、係間の垣根を越えて助け合うことで定時に退勤できるようになりました。また、以前は取得しにくかった月曜・金曜の有給休暇の取得も容易になり、ワーク・ライフ・バランスの向上へもつながりました。職員の数が手薄になった場合などは、他店舗からの応援職員により、豊田地区全体で応援体制も築くことができています。

豊田支店　支店長　渡辺 広之さん

　「店舗間の連携強化を目的に、営業担当が中心となり会議を開いています。そこで出された意見はブロック長会議で共有され、経営本部に届けられます。ボトムアップのために吸い上げられたそれらの意見がしっかり協議され、必ずフィードバックされるからこそ、みんなで豊田地区を盛り上げ、地域に貢献しようという気概が高まっています。」

上郷支店　課長　横山 隆典さん