働き方改革

　現場作業や事務所でのパソコン業務から起こる腰痛や肩こり等の体調不良を予防するため、契約整体院の施術料の80％を会社が補助しています。「不調があるとパフォーマンスが落ちてしまうため、何とかできないかと2年ほど前から導入しました」と宇佐美社長。月2回まで利用可能で、現在は3割ほどの従業員が定期的に利用しているそう。今後もより多くの従業員に利用してもらえるよう、給与明細に案内文などを同封しています。また、現場作業のメンバーの事務仕事を軽減するために、令和4年度から電子小黒板を導入。クラウド上で写真が自動的に整理されるようになり、効率化にもつながっています。

村松太志さん

　「子育てで本当にお金がかかるのは大学からでは？」と考え、補助の薄くなる高等教育機関の教育に対しての手当を導入した碧洋管工（株）。従業員が扶養する子どもが大学などの高等教育機関の教育を受ける場合には手当を支給しているほか、該当する従業員には奨学金返済額の一部補助として手当を毎月支給しています。宇佐美社長は「より高度な教育を受けて、その知見を業界でも生かしてほしい。」