働き方改革

　社外のセミナーへの参加を積極的に促している㈱FTSは豊田市主催の “とよたキャリアカレッジ”にも令和２年度から登録。多様な属性の従業員が、興味のあるセミナーを自分で選び参加しています。
実際に参加された人事企画室の浦上さんは、「キャリアアップのために各々でピックアップして受講をしています。私は、コミュニケーションの取り方や自分探しに関する講座を今年受講しました。思わぬ自分を見つけることができていい機会になりました。」と話します。
また、社外のセミナーに従業員が積極的に参加できる秘訣として、「上司や同僚に仕事を頼める環境があるからではないかと思います。新型コロナウイルス感染症や育児などの理由で突発的に休むといったことにも備えるために普段から仕事を一人で抱え込まずに共有する習慣ができています。そういった普段からの習慣で研修にも行きやすい環境になっています。」と話します。
さらに、堀さんは「毎月全従業員にメールでセミナーの開催情報を流しています。メールにURLも添付しているので、各自で人事を通さずに上司の承認を得たうえで申し込んでもらっています。また、オンラインセミナーであれば遠方の拠点の従業員にも参加してもらえるので有効に使ってもらっています。」

　同社は、愛知県の「あいち女性輝きカンパニープロモーションリーダー」の委嘱を受け、様々なイベントに登壇するなど、女性活躍に関する取り組みの先駆者となっています。「入社のきっかけは女性が働きやすい職場だと説明会で聞いたからです。実際に働いてみてイメージとのギャップはなく、女性が働きやすい職場です。」という声も。