働き方改革

　令和4年度から、新たに不妊治療休暇を設けた（株）FTS。今後対象者が出た際に備え、制度化を実現しました。「さまざまな制度制定を通して、弱いところにも手が届くようになってきたと感じています。制度の拡充については、今後も従業員の声を聞きながら、必要があればやっていきたいと考えています」と、コーポレート統括部出羽さん。また、連続5日の休暇を取得できる「ゆとりプル休暇」など、独自の休暇制度も導入しています。

　毎月の会議で残業時間や有給休暇取得状況を共有しているほか、労働組合からも有給休暇取得推進のアナウンスを継続しています。仕事の仕方の見直しによる残業低減活動と令和3年度から導入した新システムによる業務の平準化も続けています。また、社内のDX推進も継続中。BR業務改革推進室のメンバーが中心となり、Wi-Fi環境など社内インフラの整備やペーパーレス化に取り組んでいます。その結果、従業員アンケートやコロナ関連申請の電子化、電子カルテの導入など、8割程度の紙の削減につながっています。