働き方改革

　育児休業ハンドブックの活用や、配偶者が出産を迎える従業員への説明などを通して、社内制度の浸透を図ったことで。利用者が増えています。出羽さんは「周りの理解があるかどうかが大きく作用します。FTSでは、令和4年10月の育児・介護休業法改正による新たな産後パパ育休（1ヶ月）取得も増えてきています。」また、介護休業を拡充するほか、「介護のためのガイドブック」を作成し、全従業員への配布、イントラネットでの周知を実施しています。

要員・採用企画G （左）堀俊裕さん （右）浦上マミさん　

　以前体調の関係で1ヶ月ほど休職し、復職して働く久本さん。「体調と相談し、今も調整しながらの勤務ですが、それでも安心して働ける環境があるのが嬉しいです」と語ります。保健師の塚田さんは、両立支援コーディネーターの資格を取得し、従業員の両立支援をサポート。「けがや病気などでサポートが必要な場合には、通院や治療のスケジュールなどを考慮しながら勤務を調整しています。特にがん治療においては、初めてのケースでどうして良いかわからないという上司からの相談も多いため、私たち保健師が間に入って、個別にサポートを行っています。」

（後列左から）安全健康・防火推進室 塚田さん、 コーポレート統括部 出羽さん、安全健康・防火推進室 加藤さん （前列左から）スチールセンター 久本さん、安全健康・防火推進室 中村さん