働き方改革

　高齢化が進む中で、誰もが安心して生活できる地域社会づくりを目指し、高齢者福祉を中心とした総合的なサービスと地域交流の場を提供している（株）豊田ほっとかん。介護の仕事は365日・24時間稼働、交代制で常に誰かが働いており休みが取りづらい仕事ですが、同社では夏季休暇・冬季休暇としてそれぞれ5日の有給休暇を付与しています。「今後の課題は、各5日の休暇を連続して取れるようにすることです。お子さんのいる従業員は特に、夏休みや冬休みなど長期休暇に合わせて連休が取れるといいですよね」と、深谷さん。少しでも休みを取ってリフレッシュし、また元気に仕事をしてほしいという思いから、休暇制度の拡充に努めています。

総合事務管理室　室長　深谷奈央さん（左）と、総合事務管理室　淋理穂さん

　また、有給休暇は時間単位の取得もでき、通院や学校行事、子どもの急病など突発的な事象にも対応することが可能。サービス利用者の満足度を向上するには、従業員のモチベーションの維持・向上が不可欠と考え、制度をフレキシブルに運用することで働きやすい職場づくりに注力しています。淋さんは、「休みは取りやすいですし、まだ利用者はいませんが介護休業制度なども整っています。介護の仕事はハードワークというイメージがありますが、介護現場の従業員はほぼ定時で終業できています。お互いを思いやるムードがあり従業員同士の仲もよく、いい職場だなという実感を持って楽しく働くことができています」と語ってくれました。