働き方改革

推進体制

推進体制

意見の吸い上げとニーズの把握。見えてきたのは、 お互いの思いを伝え合い、歩み寄ることの大切さ

小島プレス工業株式会社

アンケートで認識のズレを見える化
継続することで対応策も見えてくるように

 働き方に対する社員のニーズを把握し、より良い制度や雰囲気づくりに反映するべく労働組合主導で「イキイキ職場アンケート」を実施。2018年には、4・7・11月に実施され、全ての社員が仕事や職場に関する同じアンケートに5段階で回答。回答に応じて配点・数値化を行い、数値の開き具合で上司と部下、社員間の認識のギャップや気持ちのズレ、隠れている問題などを見える化するという意図があります。このアンケートを定期的に行うことで、ギャップやズレが埋まってきた事象が分かるだけでなく、それらを埋めるための効果的な対応策も見える化されてきています。
 アンケート実施当初は、結果だけを見て意見の相違や乖離に自信を無くす人も多かったのだとか。金海さんは「足りないところを直していこうと前向きに活動する人が多く、お互いに歩み寄れる関係を構築してきました。今後も労使が協力して定期的に行っていくことが大切だと感じています」と語ってくださいました。

アンケートで認識のズレを見える化<br />
継続することで対応策も見えてくるように 総務人事部 人事課 課長 金海和広さん

顔を合わせ本音で話す1時間
対話から生まれるモチベーション

 また、勤務時間内に通常の業務とは区別して、社員の資質向上を目的に講演会などを開催していた「有効活用時間」は、長期テーマでもある「対話と参加」、コミュニケーション重視の原点に立ち返るべく軌道修正。2019年は各課ごとに上司と部下が直接対話をする場として、意見の吸い上げとニーズの把握に用いられました。膝をつき合わせて本音で話すからこその気づきが多く、設けられた1時間という枠を越えて熱く語り合うこともあったそうです。「自分の意見を聞いてもらえる場があることが励みになっているようです。直接顔を見て思いを伝え合う時間が必要とされていたのだと手ごたえも感じています」。

顔を合わせ本音で話す1時間<br />
対話から生まれるモチベーション 上司と部下が直接対話し、本音で語り合う

第7回(2019年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

小島プレス工業株式会社

業  種 自動車部品製造業
所 在 地 豊田市下市場町3-30
T E L 0565-34-6868
H  P http://www.kojima-tns.co.jp/

お問い合わせは、豊田市産業部 産業労働課 人材支援担当まで!

tel. 0565-34-6774

〒471-8501 豊田市西町3-60