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トップの方針・職場風土
小島プレス工業株式会社
社是「和」の表す通り、家庭の和・企業の和・仲間や地域の人々との和を重視してきた小島プレス工業(株)。近年、自動車業界が大変革期にあると言われ、抜本的な変革が求められる中、改めて和を意識し、より密なコミュニケーションの図れる雰囲気づくりに取り組まれています。トップ自ら掲げたキーワードは、「明るく楽しい職場」。「『明るく楽しい』とは、単にワイワイと賑やかに仕事をするということではなく、上司と部下、仲間同士、誰もが交流しやすい環境で、自信とやりがいを持って仕事ができる状態のことを指しています」と角野さん。
まず、以前から行われていた職場懇談会を引き継ぐ形で「働き方検討委員会」を立ち上げ、年に3~4回の実施を月1回に変更。より現場の声を吸い上げやすいように、より働く人の実態に寄り添えるようにと、協議のスタイルやテーマの選定は各部署ごとに任せて行われています。「課題解決のために意見をぶつけ合い、労使が一緒になって真摯に取り組む、そんな姿勢が各部署で見られます。継続していくことで取り組みを深化させ、さらに声を挙げやすい雰囲気となってほしいですね。今後は、良い活動事例は横展開して他部門にも広げられるよう、総務人事部がファシリテーターとなる必要性を感じています」と語ってくださいました。
左:総務人事部 人事課 課長 金海和宏さん 右:総務人事部 次長 角野浩二さん
こうした働き方改革の取り組みや会社の姿勢などは、社内報でも社員に紹介されています。2017年6月には、働き方改革の第1回目の特集記事を企画。働き方改革の概要やねらい、企業の目指すべき姿について、担当役員と労働組合との座談会を行い、働き方について共に考えていこうという思いを発信しました。その他にも、2016~2018年で全24回掲載された「シャイニングウーマン」では、グループ会社で活躍する女性の様子を紹介するなど、多彩な取り組みを周知するためのツールとしても利用されています。
「働き方改革に関する取り組みを通して見えてきたのは、『社員一人ひとりの顔』」と語ってくださったのは金海さん。「働き方と一口に言っても、個々の目指す働き方は実にさまざまで、仕事の達成感、待遇面など、求められる働きがいもさまざまであると分かりました。個々の働きがいに会社がどう応えていくか、多様な働き方を選択できる企業となるべく試行錯誤を繰り返しています」。
制度や取り組み事例、会社の思い出や方向性などを社内報で紹介
第7回(2019年度) はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
業 種 | 自動車部品製造業 |
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所 在 地 | 豊田市下市場町3-30 |
T E L | 0565-34-6868 |
H P | http://www.kojima-tns.co.jp/ |
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