働き方改革

　安藤工務（株）では、育児による短時間勤務や始業時間を30分繰り下げられるパパママ就業時間などを制定しています。対象となる子どもの年齢は決めているものの、従業員の家庭状況や要望に合わせて対応する柔軟さがあるのも特徴。例えば、子どもが中学に入学し、本来であれば始業時間が通常勤務になるところを、家庭の状況を鑑み、1年だけ30分繰り下げを延長しました。そのほか、独自に創設した1ヵ月間有給の介護特別休暇を取得した男性従業員も在籍。家庭の状況なども気軽に相談できる環境をつくり、誰もが仕事と家庭を両立できる職場を目指しています。

工事事務 主任 後藤真希さん　

　令和4年度から週4日勤務の「短時間正社員制度」を導入。有給取得や子の看護休暇なども取得しやすく、「子どものインフルエンザなどで看護休暇を取得させてもらったり、学校行事などでも気兼ねなく休めたり、子育てしながら働くのをすごく理解してもらえるので、働きやすいですね」と後藤さん。有給休暇については「管理カード」をつくり、従業員へ配布。「あなたは何日取得」「あと何日残っているよ」というのが、使うたびにわかるような工夫をしています。10年以上勤務する平さんは「仲の良い社風は変わりませんが、どんどん働きやすくなっているのを感じています。有給休暇も取りやすいですね。」