働き方改革

　配偶者出産特別休暇を設けるほか、事務所に事業所の方針を提示し、男性従業員の育休取得を推進している丸東運輸（株）。社長や専務が対象者に積極的に声かけを行っており、過去3年間では対象の男性従業員全員が育児休業取得し復職しています。社長の加藤さんは「『あの方も取得したんで僕も取得したいです』という声も上がるようになり、男性従業員の育休取得の意識が定着したなと感じています。」

専務取締役 加藤友明さん　

　育児休業取得中は、ほかの従業員で業務分担をするほか、場合によっては受注量の調整や輸送の便数を減らすなどで対応しています。事前に運行管理と調整し、お客様に迷惑がかからないような体制を心がけています。専務の加藤さんは「育休を安心して取得できるのは従業員としては助かると思っています。休業中に家族で赤ちゃんを連れてきてくれることもあり、癒されることも多いですよ。将来、企業内託児所をつくろうかという話も出ています。」