働き方改革

　「多様な全従業員の成長と活躍」をスローガンに、さまざまな人材がお互いに受容しあうことで、新しい考えや価値が生まれる。この考えを軸に人材育成に取り組んでいる同社。障がい者の割合が全従業員の2.4％と全民間企業の中でも高い比率で、豊田支社では15年にわたり、聴覚障がいの方が活躍しています。「タブレットを使うなど、可視化するツールも多々ありますので、仕事に支障はありません。色々な人や考え方がある組織こそ、本当に強い組織だと考えています」と、豊田支社長の岡本さん。

　「ダイバーシティについては、マネージャークラスが1年間の研修を受けます。上が変われば、従業員の意識も変わっていきますので」。また、2018年には、愛知県で開催された知的障がい者が参加する「スペシャルオリンピックス」に、運営側のボランティアとして従業員が参加しています。「障がい者の方との理解が深まることで障がいに対する考え方が変わりました。という意見も。誰もが働きやすい職場づくりのために、今後も様々な取組みを実践します」。岡本さんは積極的な姿勢を見せていました。

スペシャルオリンピックスでボランティアとしても活動した従業員