働き方改革

　企業全体で約1,500人の従業員のうち、60歳以上が約500人を占めるホーメックス。60歳以上の新規雇用のみならず、雇用延長を75歳までとし、継続雇用も積極的に進めています。仕事の内容はもとより、働く時間や日数などの希望を丁寧に聴き、70歳以上の従業員も多数就業しています。今後の取り組みとして、シニア層の多様な就業のニーズに対応しつつ、さらに長く活躍できる仕組みとして、雇用延長時の上限年齢を撤廃する事も検討しています。
　また、障がい者も積極的に雇用し、障がい者就労・生活支援センターと連携しながら就業を継続できる環境づくりにも力を入れています。一人ひとりの希望や適性を尊重するとともに、仕事の内容や就業場所、職責など、新たなチャレンジの機会も作っています。

人事部　採用教育課　次長　山口 俊一さん

　新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の一環として、令和2年4月から管理部門において在宅勤務を実施。事前に業務の洗い出しを行い、在宅で行う仕事を整理するとともにZoomによる朝礼・終礼、勤務時間の管理の仕方、支度金や在宅勤務手当などルールを作ったことによりスムーズに移行することができました。これまで、対象部署の5割から7割が在宅勤務になるよう運用してきましたが、今後は、管理者が現場の管理や指示などをリモートで行うなど、テレワークの拡大を検討しています。

「ITツールなどの導入が進み、どこにいても意思表示や情報の伝達ができたり、研修会などにも参加できるようになりましたが、シニア層や障がい者、外国人技能実習生など多様な人材が働いているので、従業員に対して一律に順応を求めるのではなく、一人ひとりに合わせた対応を心がけています。」
　「また、家族に胸を張って紹介できる会社を目指しており、家族で一緒に働く『ファミリーホーメイト』を増やすことも、引き続き力を入れていきたいと思っています。」