働き方改革

　障がいの有無や国籍、年齢に関わらず多様な人材の雇用を進めるトヨタケ工業㈱。障がい者には、よりコミュニケーションを密にするためその日感じたことや思ったことを記入してもらう“お仕事ノート”の活用や支援団体を通じて働く環境について相談するなど、就業を継続してもらうために会社として何ができるかを常に考えています。
「現場の様子を見ながらどうすれば仕事をうまく任せられるようになるか、仕事の配分を考えることは難しいです。しかし、せっかく自社に勤めてもらえるのであれば一緒になって働き続けてもらえるように工夫したいと思っています。会社で決められた制度があっても、最終的にはここで働いてくれる人に合った働き方に個別で対応していくことが必要であり、一度始めたことは継続して行うことが大切だと思います。」

（右）代表取締役社長　横田幸史朗さん （左）企画室　営業生準G　遠藤颯さん

　年に１回全従業員を対象に改善提案全社表彰を実施しており、効果的な提案には提案者に金一封が贈られます。従業員のモチベーションの向上とともに、日頃から高い改善意識を持ち続けることにつながっています。