働き方改革

　従業員が気持ち良く、安心して働くことができる職場をつくりたいと考えているふるさと（株）。毎年、階層別研修でのテーマにハラスメント防止を盛り込み、部下への対応などについて周知しています。また、社内に相談窓口を設置するほか、ミーティングや面談時にハラスメントにつながる要因がないかの確認を徹底しています。

　「複写書類などアナログ作業が多い現状を打破したい」と、平成30年度からICT化を推進し、その範囲は従業員の給与計算に加え、施設利用者の送迎管理や情報共有など多岐に渡ります。ただ、システムを導入するのではなく「誰でも使える状態」にすることを大切にしながら、業務の効率化・ペーパーレス化に取り組んでいます。結果、作業効率が向上し、残業時間の大幅な削減に成功しました。取締役の村松さんは「私たちはこれからの介護を担っていく世代になります。事業を拡大させながら、将来は本部機能を持たせ、事務専任職などのポジションもつくっていきたいと考えています。」ハラスメント防止対策やICTの導入は、利用者にとっての安心、快適な空間づくりにもつながっています。　

取締役 村松佑亮さん